Business Model
NuRetailのビジネスモデルは、スタートアップの制約となりがちなデータガバナンス上の問題を解消しているところにユニークさがあります。NuRetailはスタートアップでありながら事業会社としての側面もあり、データの入手、活用が常時可能です。
このビジネスモデルをレバレッジすることで、NuRetailはスピード感あるPOC, 製品開発を実現していきます。また、このビジネスモデルの他スタートアップや事業会社への開放も視野に入れているオープンプラットフォームでもあります。
Businesses
NuRetailの実際のビジネスは、リテールテック二つとリテールビジネス二つからスタートします。リテールビジネスはアジアングローサリーである「亜州太陽市場」から始まりますが、その他のリテールビジネスへの展開可能性も検討していきます。
亜州太陽市場は、中国・台湾・韓国・ベトナム・ タイ、インド、スリランカといったアジア・太平洋地域の本場、本物の味を日本の食卓にお届けします。明るく開放的で、元気いっぱいな”Sunshine Market”をデザインコンセプトに店内は、アジア・太平洋地域のマーケットの熱気や活気が感じられる異国情緒溢れる空間を演出しています。
「本場の味をあなたの食卓へ」を合言葉に多様な商品を取り揃え、日本化されたアジア・太平洋地域の商品ではなく、『亜州太陽市場』でしか見つけられない、アジア・太平洋地域20カ国以上の食品やキッチン用品、食器などを約2,000アイテム以上取り揃えています。
現地の味の再現に不可欠な調味料やスパイス、ハーブ類約240種類、インスタント麵をはじめとする麺類約200種類、バラエティに富んだお菓子約140種類、お茶やジュースなどのソフトドリンク約100種類、主食系から惣菜系、スイーツ系などの冷凍食品約100種類、カレー火鍋などのレトルト食品約180種類、紅茶、お茶、コーヒー、バスマティライスやジャスミンライスなど各種のアジア・太平洋地域のお米、おなじみの定番商品や人気商品はもちろん、日本では珍しいレア商品まで多彩なラインナップで展開、日本最大級の品揃えを誇っています。
日本初のアジア・太平洋地域食材のワンストップ専門店新業態として、東京吉祥寺に1号店を開いて以来、2号店の千歳船橋店、オンラインストアとオムニチャネルに、日本のお客さま、日本に住んでいらっしゃる外国のお客さまより熱いご支持をいただいております。
「他にはない、がきっとみつかる」亜州太陽市場を今後とも宜しくお願いいたします!
亜州太陽市場 取引・取扱い国マップ
(2024年9月現在 23カ国・地域)
店舗情報
オンラインストア
メディア情報
2023/8/22 亜州太陽市場オンラインストア リニューアルオープンのお知らせリテールテックスタートアップのNuRetail株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役CEO:飯田健作)は、傘下で展開する亜州太陽市場(あしゅうたいよういちば)事業のオンラインストアをリニューアルオープンすることになりま... |
2023/3/31 リテールテックスタートアップ 『NuRetail』始動、及びアジア食品専門店『亜州太陽市場』事業譲受のお知らせ |
2023/3/26 日経MJで『亜州太陽市場』記事掲載されました |
店頭活用事例
セレンディピティアジア様によるスリランカヘルシーフードフェア
セレンディピティ・アジア様からのお問い合わせにより、2023年9月9日、10日の週末、亜州太陽市場吉祥寺店の店頭にて、「スリランカ ヘルシーフード フェア」の試食・試飲販売を行いました。
当日は、なかなか普段では出会うことのできない珍しいスリランカ食材を、セレンディピティ・アジア代表取締役社長のイスル・スバシンヘ様に直接食べ方や使い方を尋ねながら、楽しくお買い物されるお客さまで大変賑わいました。
スリランカ特産のセイロン・シナモンや高品質なヴァニラビーンズ、カシューナッツなど多くの食材が並びましたが、特に好評だったのは、キトゥル・ハニー。
天然の孔雀椰子の花の蜜を煮詰めて作る完全オーガニックで大変貴重なシロップです。非常にコクがあり香りの高い初めて出会う味に、多くのお客さまがお求めになっていらっしゃいました。
頤海日本株式会社(イーハイ・ジャパン)様による海底撈火鍋の試食会
頤海日本株式会社(イーハイ・ジャパン)様からのお問い合わせにより、2023年11月3日、4日の週末に千歳船橋店で、11月18日、19日の週末に吉祥寺店の店頭にて、「海底撈火鍋の試食会」の試食会を行いました。
まだまだ、「四川火鍋はレストランで食べるもの」という意識が強い日本で、四川火鍋が家庭の味として味わっていただくべく、頤海様と亜州太陽市場がタッグを組み、ご家庭でも簡単に火鍋を楽しめるということをお客さまに楽しく、美味しくお伝えしました。
四川火鍋への認知度は高いため、当日も多くのお客さまが立ち寄られ、「美味しい!」「春雨や湯葉ってこんなに美味しくなるのね」「このつけだれがいい(海底撈商品)」など大変な賑わいになりました。
亜州太陽市場は、日本のお客さまとアジアのメーカー様をお繋ぎし、ビジョンである「本場のアジアを食卓へ」を実践してまいります。
NuRetail Trading
アジア、そして、世界にはまだまだ素晴らしい食品、商品が溢れています。長く深く豊かな文化に育まれ、洗練された商品、まだ、我々が体験したことのないような新たな味覚や鮮烈な香り、心地よい食感…
NuRetail Tradingのミッションは、これらの素晴らしい価値を皆さんのご家庭に届けることです。既に数多くの海外企業からのお取引の問い合わせも頂いております。また、NuRetail Tradingにジョインしたいという熱い思いも頂いております。
生産者からお客さままでがつながることで、はじめて新たな価値が生まれます。その真ん中に位置するNuRetail Trading, いよいよ本格始動します。
お取引の問い合わせはこちらへ ⇨ contact@nuretail.com
ポジションの問い合わせはCareerをご覧ください。
NuRetail Data
10,000年の歴史を刻むリテール業界の大半の商売はBricks & Mortar(B&M, 実店舗)が主役でした。そして、世界のどの国でもB&Mが今でも主役ですし、それは未来も変わりません。
しかし、そのB&Mで起きていることがいまだに解明されておらず、過去の延長線上にあるのが今の世界のリテール業界です(NuRetailはリテール実務をやり尽くしてきたDNAがあるからこそ実感を持ってそれを断言できます)。
リテール業界で過去30年間の間に起きた最も非連続的、破壊的、革新的だったものはeコマースでした。eコマースが革新的だったのは、24時間オーダー出来、自宅に運んで来てくれ、自分の手の中で全てが完結することも勿論ありますが、何よりもお客さまを深く理解し、ひとりひとりのお客さまに寄り添った対応が出来るようになったことでした。
NuRetail Dataは、今こそeコマースが手に入れたケイパビリティをB&Mに還元し、リテールの主役であるB&Mを新たな高みに持ち上げる時だと考えています。NuRetailが拓く新たなリテールフロンティアをお楽しみに。
スタートアップ各社、事業会社各社、投資家の皆様からの協業、アライアンスのお問い合わせやお申し込みはこちらまで ⇨ contact@nuretail.com
リテールをサイエンスしたいという熱いデータサイエンティストの方は是非詳細をCareerで。
NuRetail Tech
過去30年のリテール業界におけるイノベーションは主にeコマースの領域で起きてきました。この背景にはいくつかの理由が考えられます。一つには、イノベーションをもたらした人々はリテール業界の外から現れたということがあります。データサイエンティストやデジタルの専門家にとって、対面の接客があり、マニュアル作業の塊である既存チャネル B&Mよりも、概ねデジタルで完結するeコマースの方がとっつきやすかったということは想像に難くありません。
また、eコマースの方が圧倒的にデータの取得、ハンドリング、解析、活用が容易です。データ無くしてのイノベーションはあり得ません。その点からもeコマース、および、eコマース関連サービスや製品に次々とイノベーションが生まれる好循環が加速しました。
これ自体は好ましいことなのですが、世界中のどの国でも売上の大半を占めるB&Mのイノベーションは相対的に停滞したままであり、投資のトレンドも引き続きeコマースに偏った状況が続いています。
また、お客さまを中心に考え、すべてのタッチポイント、チャネルが統合され、シームレスに連動し、高いサービスレベルを実現するオムニチャネルの概念が提言されて久しいですが、この30年に現れた新規のリテールプラットフォームのほとんどがeコマースプラットフォームでした。B&Mを統合した形でのプラットフォームは存在していないに等しいのが現状です。
リテール実務を知り尽くしたNuRetail Techにとって、この状況は絶好のチャンスだと考えています。世界中のリテール業界は引き続き、B&Mを中心として展開していきますが、B&Mを統合したオムニチャネルの概念を支える製品群、サービス群が圧倒的に不足しています。NuRetail Techは真にオムニチャネルを支えるプロダクトを生み出していきます。
スタートアップ各社、事業会社各社、投資家の皆様からの協業、アライアンスのお問い合わせやお申し込みはこちらまで ⇨ contact@nuretail.com
オムニチャネルプロダクトを生み出したいといる情熱溢れるソリューションアーキテクト、システムエンジニアの方は是非詳細をCareerで。
NuRetail Consulting
日本のリテール業界は過去30年の停滞を一気に打破可能な局面にある
日本のリテール業界は、総需要に対し企業数・店舗数が多すぎる「オーバーストア状態」にあると言われてきました。過去30年、デフレ環境下にあったことも相まって低価格競争時代が長らく続きました。
結果、日本のリテール業界は低い利益率に苦しむこととなりました。
新規投資がままならず、イノベーションを取り込む体力も機会も減じていきました。イノベーション不足から来る同質化は低価格競争とともに負のスパイラルを形成し、リテール業界全体を停滞させました。
一方、テクノロジーは劇的な変化を見せました。
ネットワークは5Gがスタンダードになり、映画が遅延なく見られるレベルでの6Gへの移行が進行中です。クラウドコンピューティングが当たり前になり、データの保存、流通が劇的に容易になりました。多くの機器がIoT (Internet of Things) 化し、ディバイスやセンサー、ロボットやが常時インターネットと繋がっている状態になりました。
これらの環境進化が同時多発的に、相互作用的に起き、ついにAIが実用段階に入りました。2023年はAI元年とも呼べる年でしたが、足元では数多のAIが実務を代替し始めています。
このように非連続なイノベーションが次々に生まれてくる中、リテール業界に特化した、あるいは、リテール業界に適用性があるリテールテックと呼ばれるテクノロジーが日々、世界中で生まれてきています。
最新のリテールテックは、過去のITソリューションと比べ費用対効果に優れ、リテール企業の自社成長に大きく寄与する可能性を秘めていますが、その一方でそれらをどのように自社に取り込んでいくかが実務的な課題として立ちはだかります。
例えば、
- 人手不足やデータ基盤の整備、既存システムの更新など自社の経営課題を解決しうるのか?
- 企業価値向上にどう寄与するのか?
- 自社の機関システムとの連携はどうなるのか?
- 社員が使いこなせるのか?
- 海外製品だが、誰が海外企業との契約業務、日本語化、導入、運用保守などを支援してくれるのか?
- 競合製品と比べての良し悪しを誰が判断してくれるのか?
- スタートアップ企業の製品だが導入後の継続性は確実なのか?
- SaaSだが資産計上可能な部分はあるのか?
など、各企業特有のありとあらゆる状況があります。
それらを経営から現場レベルまで深く理解した上で、最適なリテールテックを選択、導入してこそ、企業成長の強力なエンジンとして活かすことが出来ます。
そこまで伴走可能なビジネスパートナーが、ニューリテールコンサルティングです。
ニューリテールコンサルティングの強み
ニューリテールコンサルティングは、ファウンダーのユニークなキャリア、知見、ネットワークをベースに、プロジェクト案件に応じたチーム組成を行うところに強みを持っています。
ニューリテールコンサルティングの提供価値
ニューリテールコンサルティングは、クライアント企業の企業価値向上にフォーカスしています。企業価値向上に貢献可能なコンサルティング提供価値はリテールテック導入をはじめ、多岐に渡ります。
- 国内外のリテールテックの選択、導入支援、研修、保守運用
- 企業・事業戦略策定、導入支援
- マーチャンダイジング改革支援
- マーチャンダイジング・プラニング改革支援
- サプライチェーン改革支援
- 店舗DX支援、Eコマースローンチ支援、オムニチャネル化支援
- マーケティング支援
- デジタルマーケティング支援、SEO支援
- リテール基幹システム、バックオフィスシステム構築支援
- 店舗開発支援
- 新規業態開発支援、新規ビジネス開発支援
- サスティナビリテリティー、SDGs対応支援
- 組織開発支援
- 採用支援
- ITO, BPO受託
- M&A、事業承継支援
- 海外進出、日本市場進出支援
上記以外にもありとあらゆるリテール企業の経営課題解決に関してコンサルティングサービスを提供しております。どうぞ気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちらへ ⇨ contact@nuretail.com
NuRetail as an Open Platform
NuRetailは、設立当初から開かれたかたちでの事業展開、迅速なプロダクト・サービス開発を志向しています。
NuRetailが提供可能な価値と、パートナー企業のケイパビリティを合わせ、新たな価値、ビジネスの創造可能性があるならば、積極的にその可能性を追求していきます。
すでに、数多くのお問い合わせ、お申し出をいただき、業務提携、共同プロジェクト、POCなどが始まっています。NuRetailが見えていない領域でのお申し出もいただき、「そういった可能性もあったのか」と我々が新しい気づきをいただくこともしばしばです。
いつでもどんなご提案でも気軽にご相談ください。
また、こちらからも積極的にご相談させていただき、共に新たな価値創造、事業成長を加速させたく思っています。